JG Live at BandWagon 2017.6.2

函館2days 同行レポート 1日目

このバンドに同行させてもらうのは実に2年ぶり。

物書きを始めてからずっと側にジャンクグルーヴが居たのでこのブランクはとても気忙しく今まで感じたことのない緊張感に包まれた。
今回はどんな事が起こるか?不安と楽しみが交錯する・・・

今回は同行当日までキーボード不在の4名編成という事を知らされていなかった為、全員集合した瞬間に最初の不安がよぎった・・・
しかもタージがこれまでに無く強い緊張とイライラをあからさまに見せるため、私は一定の距離を置き容易に近付く事が出来なかった。
更にアニキが手にしていたのはあのトレードマークとも言えるレスポールではなくFGNのテレキャスターではないか・・・この瞬間3度目の不安が沸々と湧き上がった。
しかし会場に到着しリハに入るとそれらの不安は全て期待に変わったのは言うまでもない!

ここに2日間に渡るジャンクグルーヴのツアー同行レポートを綴る。

2017年6月2日(金)Band Wagon
初共演のTattoo Famiry・・・最高にダンディな4人組、本来のドラマーが怪我をされて欠場のため代理を立てての出演となった。
ステージ上の彼らはどの切り口からも全体像としてゆったりとブルージーな大人の余裕が見て取れる良いバンドでした。
彼らの登場から場内は不思議と時代を遡り70年代の様々なムーブメントを駆け巡る。

ちっとも飾らないが、それでいてどこかちょっとキザな男達のクールなステージでした。
・・・・・
最高の雰囲気の中、2年ぶりに函館にJUNK GROOVEが帰ってきた!
Jazzyなイントロダクションからタージのお馴染の”Goodevening Ladys & Gentlemen!~”の雄叫び・・・懐かしい(T_T)
CD発売とあってアルバム収録曲を中心に、以前とは違いキーボード不在はであったが返ってパワーアップした感がある。

もう畳みかけるように激しいブルースが続き一呼吸置いてから、
今回初のブルースハープ講座、サニー・ボーイ・ウィリアムスン2の卓越した蒸気機関車の音。

そしてその代表曲Help meではアニキが客席を練り歩き、側にいた女性客にギターを弾かせるなどのパフォーマンス。

恒例のニューオリンズコーナーではFrench Quarterにいるかのような本格的なBig Chief、Mambo・・・
これこそが彼らの持つポップな一面で瞬時に楽しい雰囲気に包まれた。

スローナンバーでのタージのシャウトの後はベースを前面に出したPrayer!
ここで今回初参加のベーシスト『ジュン高橋』が紹介された。

最年少のメンバーで歴代ベーシストの中で最もアグレッシブなプレイヤーだ。
JGに新しい風を送り込んできた感がある、ひょっとするとこの加速した攻撃性のようなものは彼のベースに大きな要因があるのかも知れない。
個人的にこの曲が大好きな私は中盤のアニキのギターが何よりも好きである!

「人は生きて行く中に悩みというものに必ず直面する。しかしその暗い闇の中で祈り、やがて力強く立上がる・・・」とタージのMCにもあったが、アニキのギターの役割は正に”力強く立上がる”という部分に当り、何度もそのプレイに勇気を貰ったのは私だけではないと思う!

そしていよいよお馴染の後半セットアップはFire on the bayou~Get up stand upのメドレー。会場一杯に大きな声援と踊る女性達・・・

雰囲気が一変しレイ・チャールズの中でも私の大好きなナンバーUnchain my heart!
アコースティックな雰囲気でギターとヴォーカル&ハープのみのシンプルな静けさ・・・

ところが後半サビの終わりからドラム&ベースが激流の如く加わりJGらしい重厚な展開になるという構成に驚きを隠せなかった。

メンバー紹介を終えSo Hot’ Lanta、Off The Wall、Boogie Thing、Feel So Goodまでノンストップのステージ!

当然アンコールはあのブルースナンバーTomorrow You Could Be Cryin’

聞けば、この4月からのライブツアーは各地でトラブルに見舞われ、バスドラムの皮が破れ、ギターアンプが壊れるなど不満の募るステージだったと言う。
今回はやっと大きなトラブルも無くSweet Home Chicagoでグランド・フィナーレを迎えた。

これにはTattoo Famiryのヴォーカル、ギターのご兄弟とベースのアキオさんが加わりセッション形式で行われ、お客様もステージサイドで観戦の私も汗だくの一夜となった。

打ち上げの席でその日初めて近付いたタージは「ステージ上の思わしくない経験があったからこそ余計に大きなプレッシャーを全員が感じていたが、函館のお客様に救われた!」と穏やかな表情で語った。

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